MagPlex™ Monitor のビーズは、予想外の蛍光値 (MFI) パターンや低シグナルのトラブルシューティングに役立ち、アッセイ結果の信頼性を高めます。
新製品MagPlex™ Monitoring Microspheresが発売されましたのでご案内します。アッセイのデザインと開発のために設計されたこのビーズは、レポーターの蛍光値とレポーターチャネルの性能をウェルごとにモニターすることを可能にします。
「反応中にこのビーズがあると、問題が発生したときに、それがシステム側の問題なのかアッセイ側の問題なのかをすぐに特定することができて、とても便利です。」と Luminex のシニア・フィールド・アプリケーション・サイエンティストの Stephen Angeloniは述べています。「アッセイの品質管理に役立ちます。」
Angeloni は、このビーズが市販される前に、低シグナルや予想外の蛍光パターンなど、アッセイの技術的な問題を抱えているお客様を支援するために使用していました。MagPlex™ Monitor のビーズを追加することで、それらの問題の原因究明が容易になりました。
Angeloni は、MagPlex™ Monitor のビーズを使用して以来、試薬の劣化、検出試薬の入れ忘れ、ピペッティングした試薬の量の間違いなど、アッセイの問題の原因を特定できるようになりました。このような問題が発生した場合、アッセイが最適に機能していない原因をピンポイントで特定することができれば、研究者の時間を大幅に節約することができます。
ビーズの概要紹介
このビーズは、特定のリージョンに分類するためにカラーコード化された磁性ポリスチレン製のマイクロビーズで、システム機種やレポーターモードに応じたレポーター蛍光値 (MFI) を提供します。レポーター色素はビーズの表面ではなく内部に存在するため、通常の xMAP®ワークフローで使用するための変更は必要ありません。アッセイに必要な他のビーズと組み合わせるだけです。
MagPlex™ Monitoring Microspheres の使用には、xPONENT™ または xMAP INTELLIFLEX™ソフトウェアが必要で、モニターするレポーターチャネルに応じて 2 つの製品があります。
- MagPlex™ RP1 Monitor (リージョン 45) は、MAGPIX®、Luminex® 200™、FLEXMAP 3D™、xMAP INTELLIFLEX™、および xMAP INTELLIFLEX™ DR-SE システムを含むすべての xMAP® システムに対応しています。
- MagPlex™ RP2 Monitor(リージョン222) は、xMAP INTELLIFLEX™ DR-SEシステムにのみ対応しています。
お客様がそれぞれのニーズに合わせて、さまざまな方法で Luminex 製品を使用されていることに、私たちは常に感動しています。そして、この新しいマイクロビーズのように、xMAP® テクノロジーの体験を最適化するソリューションの開発に取り組んでいます。詳細については、製品ページをご覧いただくか、製品パンフレットをダウンロードしてください。
研究用です。体外診断用には使用できません。